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バッテリーの取り扱いに注意


ドローンのバッテリーと取り扱い方について説明します。

ドローンのバッテリーの取り扱いには十分注意する必要があります。

リポ(LiPo)バッテリーとは


まず、ドローンのバッテリについて説明します。

正式名称としては、「ラミネート型リチウムイオンバッテリー」と言います。
略して「リポ(LiPo)バッテリー」とか「リチウムポリマー電池」などと呼んでいます。

従来のリチウムイオン電池では、電解質が液体の為、重量のある金属ケースが必要でした。
スマートフォンなどの電池です。

「LiPoバッテリー(リチウムポリマー電池)」は電解質がゲル状になり、アルミプラスチックのフィルムで層状に重ねる構造になっています。
ケースが軽量・薄型化された他、大容量の電力を供給することができます。


リポ(LiPo)バッテリーの構造


リポ(LiPo)バッテリーの構造についてです。

LiPoバッテリーは、複数のセルから構成されています。
1セル当たりの電圧は、3,7Vです。

小型軽量であり、1セルあたり3.7Vと高い起電力があります。
大容量、高エネルギー密度です。

1セル当たりの電圧は、充電直後には、電圧が上がったり、飛行後には電圧が下がります。
3.0Vから4.2Vの間で変動します。


リポ(LiPo)バッテリーの特徴


リポ(LiPo)バッテリーには以下のような特徴があります。

  1. エネルギー密度が高いです。

  2. 電圧が1セル当たり3.7Vと高いです。

  3. 自己放電が少ないです。

  4. 電解液が可燃性です。

  5. 過充電、過放電、衝撃等により発熱・発火の恐れがあります。
    多くのリポ(LiPo)バッテリーには、1セルあたり、4.2Vという電圧の上限があり、これを超えて充電すると過充電になります。
    4.2Vになると内圧が上昇して加熱したり、最悪の場合は、熱暴走をおこし、発火の危険性もあります。
    注意が必要です。

  6. 製造工程の自動化が困難なため製造コストが高く価格が高いです。

  7. 過放電では、バッテリーが膨張し、性能が極端に落ちます。
    各セルが3Vよりも下回ると過放電の状態です。
    過放電が続くとバッテリーが風船のように膨らんでしまいます。
    一度、過放電になっても、バッテリーは使えなくないことはないものの、本来の性能が落ち、寿命は極端に短くなってしまいます。

    2.6Vまで電圧が降下してしまうと電池寿命そのものがなくなり、使用できなくなってしまうので注意する必要があります。


リポ(LiPo)バッテリーの発火の主な原因


リポ(LiPo)バッテリーの発火には十分気を付ける必要があります。
リポ(LiPo)バッテリーの発火には、以下のような原因があります。

  1. 一番の原因は、落下や運搬時の衝撃によるものです。
    セルが破壊され、内部の電解質が他のセルと接触すると発火する場合があります。

  2. 次は、過充電による熱暴走です。
    充電が終わったら、すみやかに電源コードを外します。

  3. 3番目が過熱です。
    夏場の車内放置は特に危険です。
    短時間でも車から降りるときは、バッテリーを放置しないようにすることです。


リポ(LiPo)バッテリーの取り扱いの注意点


リポ(LiPo)バッテリーの取り扱いの注意点です。

  1. 充電するときは、リポ(LiPo)バッテリー専用の充電器を使用します。

  2. 使用時に落下などの衝撃が加わったときは、念入りに点検します。

  3. 長期間(1か月以上)使わないで、保存する場合には、過放電状態(空)や過充電状態ではなく、60%程度の充電状態で保存します。

    外部からの衝撃を防ぐ容器に入れ、安全な場所に保管します。

  4. 寒冷地の使用には、保温などの処置が必要です。

  5. 長時間、直射日光にはさらさない。
    容器が高温になって破裂する場合があります。

  6. 充電中は絶対にバッテリーを放置しないでください。

  7. 極端な温度、高温、寒さに電池をさらさないでください。
    使用後まだ温かいバッテリーを充電しないでください。(少なくとも 20 分後)

  8. 破損したり膨れたバッテリーを使用したり、充電したりしないでください

  9. 乾いた通気性の良い場所に、20°C に近い温度で保管してください。



リポ(LiPo)バッテリーの処分方法


リポ(LiPo)バッテリーの処分方法です。

  1. 口を開いたペットボトルや洗面器など絶縁体容器に、3%~5%の食塩水を入れます。
    (1リットルの水に対して食塩30~50g程度です。)

  2. 通気の良い場所で、1週間程度放置して気泡が、全く発生しなくなったら完全放電しています。

  3. その後は、居住地域の各自治体のルールに従って、バッテリーを廃棄します。




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